2022.11.4~5
群馬県 わたらせ渓谷鉄道トロッコ電車にて通洞(つうどう)駅まで。
初めて乗るトロッコ電車。
辻堂から小山経由で桐生へ。
トロッコに乗る前に桐生を少し見たかったので早めに到着。
桐生市内を散策。歴史的建造物が並ぶエリアまでぶらぶら。
桐生といえば織物の街。今は、古い工場の一部はカフェになっていたり、イベント会場となっている。昼食は名物の「ひもかわうどん」と「ソースかつ」。
ひもかわをカレーの汁につけて食べるつけ麺がおすすめと書いてあったので食べてみた。ひもかわのツルツルもちもちした食感が良かった。優しい味。
続いていよいよトロッコ列車「わっしー号」に乗車。
桐生から宿泊先がある通洞駅まで約1時間20分。
途中で霧雨が降きこんできて寒かったが、轟音の中アトラクションっぽくて楽しかった。沿線からは渓谷と紅葉の山々がとても見事。
ただ動いている電車からの撮影は難しかった。
宿は駅から送迎車で20分ほど山の中にある国民宿舎「かじか荘」。
非常に清潔なお宿。食事もイワナの唐揚げや名物のビーフシチューなど美味しかった。
そして温泉。日帰り客も利用できるこちらの温泉は本当に泉質が良くて感動。
入った瞬間から美容液を付けているようなお湯でお肌ツルツル。
近くにあったら毎日でも通いたい~。
2日目は早朝、宿の周りを散歩。
隣の敷地がキャンプ場となっていた。
敷地内は紅葉真っ盛り。宿の方も今年一番じゃないかと言っていた。
久しぶりに素晴らしい紅葉を見た。
朝食後は足尾駅まで送迎してもらい沢入(そうり)駅で下車。
散策コースを歩いて富弘美術館へ。(約1時間)
富弘さんという画家は元々体育の先生だったが、運動中の頸椎損傷のため手足が不自由になってしまった。その後の人生は本当に苦悩の日々だった…。
それが、支えてくれた方々への恩返しの意味もあり口に筆をくわえ絵手紙を描くようになったとか。
植物の水彩画に詩がたしなめられている。
きっと誰でもどこかで一度は見たことがあると思う。
絵と詩が一つとなって味わい深く美しい作品になっている。
美術館から神戸(ごうど)駅まではウォーキング。(約40分)
わたらせ渓谷鉄道には大正時代の駅舎が数か所残っていて長閑かな雰囲気。
春には沿線が桃や桜の木で彩られる。
一日乗り降り自由のフリーパスがあるそう。また違う駅にも降りてみたい。